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新型コロナウイルス台湾国内感染状況(2020/09/02時点)


9月2日に発表された台湾国内の新型コロナウイルス感染状況をお伝えします。

8月27日(木)~9月2日(水)は、海外からの帰国者1人の感染が確認されました。

9月2日までの感染者数は累計で489人(国内感染55、海外からの帰国者397、敦睦艦隊の乗組員36、死亡者7、要確認者1)で、471人は隔離解除となりました。


注意:画像の新規感染者数は、9月2日(定例記者会見をした日)が1人という表記です 

出典:疾管家※2020/09/02LINE配信画像

※疾管家とは衛生福利部が発信するLINEの公式アカウントで、新型コロナウイルスに関する最新情報を発信しています。


台湾国内の最新の感染状況分布図は以下よりご確認いただけます。

yahoo!新聞 新冠肺炎全球疫情



低度感染リスクまたは低・中度感染リスクの国や地域のリスト


中央感染症指揮センターは9月2日の記者会見にて、ミャンマーでの国内感染者が8月16日から4週間ぶりに増加していることを考慮し、低度感染リスクから中低度感染リスクの国や地域に指定すると発表しました。

日本は現在もリスト対象外となっており、台湾へ入国の際は14日間の在宅検疫(隔離)が必要です。

(こちらは短期滞在するビジネス目的の訪台者の検疫期間を短縮するもので、特別な許可のない一般的社会訪問・観光のための渡航はできません)


【低度感染リスクの国・地域】

ニュージーランド、マカオ、パラオ、フィジー、ブルネイ、タイ、モンゴル、ブータン、ラオス、カンボジア、スリランカ、ナウル、東ティモール、モーリシャス


【中低度感染リスクの国・地域】

マレーシア、シンガポール、ベトナム、ミャンマー


※9/2現在。このリストは2週間に一度更新される予定です。



台湾のビジネス人材に対する日本への入国制限緩和へ


日本政府は9月1日、台湾からビジネス目的で訪日する台湾人の入国制限の緩和を行うことを発表しました。これにより、日本と台湾のビジネス人材の往来が再開されます。

新たな緩和措置は9月中に行われる予定です。対象者と条件の要点は下記になります。



対象者:

日本への入国を希望する台湾のビジネス人材


条件:

1.招聘理由書を日本台湾交流協会台北事務所に提出してビザの申請を行う。

2.出国前72時間以内のPCR検査陰性証明を提出する。日本の空港到着後、再びPCR検査を受ける。

3.日本入国後は自宅あるいは指定機関で14日間待機(隔離)する。


実施日とビザ申請の方法などは公益財団法人日本台湾交流協会が公式サイトで改めて発表されるそうです。


参考:Taiwan Todayより

参考:台北駐日経済文化代表処より



台湾からベトナム・日本へ入境した2人の新型コロナウイルス感染確認


中央感染症指揮センターは同じく2日の記者会見にて、ベトナムと日本の国際保健規則(IHR)より通報を受け、台湾からベトナムに帰国した30代女性と、日本に入国した50代台湾人男性から新型コロナウイルス感染が確認されたことを発表しました。


ベトナム人女性は移住労働者で、台湾の北部に滞在して今年の8月7日にベトナムに帰国しました。8月7日のベトナム入国時と8月14日の検疫期間中にPCR検査を受けましたがどちらも陰性でした。

しかし、8月26日に3回目の検査を受けたところ感染が確認されました。女性は帰国から現在まで特に症状は出ていませんでした。3回目の検査は台湾から出国して既に19日間経っており、1、2回目も陰性であったため、台湾で感染した可能性は低いと中央感染症指揮センターは述べています。女性と接触した人は4人おり、全員陰性でした。


日本に入国した台湾人男性は、今年の3月19日に日本から台湾に帰国し、8月31日に友人と共に日本に再び入境し、空港でPCR検査を受けたところ感染が確認されました。一緒にいた友人は陰性で、現在感染経路を調べています。


参考:衛生福利部疾病管制署より





上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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