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新型コロナウイルス台湾国内感染状況(2020/08/26時点)


8月26日に発表された台湾国内の新型コロナウイルス感染状況をお伝えします。

8月20日(木)~8月26日(水)は、海外からの帰国者1人の感染が確認されました。

26日までの感染者数は累計487人(国内感染55、海外からの帰国者395、敦睦艦隊の乗組員36、死亡者7、要確認者1)で、462人は隔離解除となりました。


注意:画像の新規感染者数は、8月26日(定例記者会見をした日)が0人という表記です 

出典:疾管家※2020/08/26LINE配信画像

※疾管家とは衛生福利部が発信するLINEの公式アカウントで、新型コロナウイルスに関する最新情報を発信しています。


台湾国内の最新の感染状況分布図は以下よりご確認いただけます。


yahoo!新聞 新冠肺炎全球疫情


低度感染リスクまたは低・中度感染リスクの国や地域を更新


中央感染症指揮センターは8月26日に、ビジネス目的の短期滞在で在宅検疫期間が短縮可能な国や地域のリストを更新しました。

最近韓国では、首都圏の教会・集会活動を中心に、新型コロナウイルスの感染者が増えており、さらに職場・飲食店・保育所・介護施設に感染が広がっている状況を考慮し、韓国を中度感染リスクの国や地域のリストから除外しました。


またスリランカは最近感染症の状況が落ち着いており、新規の感染者はほとんど海外からの帰国者のため、中低度感染リスクから低度感染リスクの国や地域に調整しました。

その他にナウル、東ティモール、モーリシャスを低度感染リスクの国や地域のリストに追加しました。

日本は現在もリストの対象外となっており、台湾へ入国の際は14日間の在宅検疫(隔離)が必要です。


【低度感染リスクの国・地域】

ニュージーランド、マカオ、パラオ、フィジー、ブルネイ、タイ、モンゴル、ブータン、ラオス、カンボジア、ミャンマー、スリランカ、ナウル、東ティモール、モーリシャス


【中低度感染リスクの国・地域】

マレーシア、シンガポール、ベトナム


※8/26現在。このリストは2週間に一度更新される予定です。


海外団体旅行禁止期間を再延長、解禁日未定


交通部観光局は8月26日に、各国の新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、海外への団体旅行と海外からの団体客の受け入れを禁止する措置を再度延長することを発表しました。

本来延長期間は8月31日までの予定でしたが、今回の再延長では期限を設けていません。解禁時期については中央感染症指揮センターの指示により発表されます。


台湾からフィリピン・上海へ帰国した2人の新型コロナウイルス感染確認

中央感染症指揮センターは8月26日の記者会見にて、台湾からフィリピンに帰国した30代女性の新型コロナウイルス感染が確認されたことを発表しました。


女性は今年の2月27日に仕事のため来台し、8月19日に帰国しました。フィリピンに入境する際にPCR検査を受けたところ、8月21日に新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。女性は無症状の感染者です。


女性は台湾滞在中からフィリピンに帰国している現在まで、特に感染症の症状は出ていませんでした。当事者と接触した人は21人おり、そのうち20人は居家検疫(在宅検疫)、1人は自主健康管理の対象となっています。感染経路は現在調査中です。

また、8月24日に中国上海より通報を受け、台湾からの入国者の感染が確認されたことが分かりました。

中央感染症指揮センターの調査より、当事者は70代の台湾人女性で、今年の8月15日に台湾から出国し、上海の空港で検査を受けましたが検査結果は陰性でした。

検疫期間中の21日に喉の痛みの症状が出ており、22日に再度検査を受けたところ、感染が確認されました。女性は現在中国で治療を受けています。

当事者と接触した14人はPCR検査を行い、全員が陰性でしたが自主健康管理の対象となっています。


マスクの着用、地方政府(地方自治体)が罰則を制定することが可能に


8月5日より台湾では、中央感染症指揮センターがマスクを着用すべき8つの場所を発表しています。またソーシャルディスタンスを確保できない場合や人が多いところ、密閉空間にいる時も必ずマスクを着用するよう呼びかけています。

中央感染症指揮センターは罰金については定めていませんが、必要な場合には地方政府(地方自治体)が法律に基づき罰則を科すことが可能だと述べました。



台湾では以下の8つの場所でのマスク着用が必須です。


▲医療・介護機関

▲公共交通機関

▲商業施設・市場

▲教育・学習施設

▲展示会・競技場

▲宗教施設

▲レジャー・娯楽施設

▲大型イベント会場


参考:衛生福利部疾病管制署より


参考:TVBS NEWSより





上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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