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新型コロナウイルス台湾国内感染状況(2020/7/1時点)

更新日:2020年7月29日


7月1日に発表された台湾国内の新型コロナウイルス感染状況をお伝えします。

6月22日(月)から7月1日(水)は、海外からの帰国者1人の感染が新たに確認されました。また、台湾国内での新規感染者数は80日連続で0人でした。

7月1日までの感染者数は累計447人(国内感染55、海外からの帰国者356、敦睦艦隊の乗組員36、死亡者7)で、438人は隔離解除となりました。

出典:疾管家※2020/07/01LINE配信画像

※疾管家とは衛生福利部が発信するLINEの公式アカウントで、新型コロナウイルスに関する最新情報を発信しています。


台湾国内の最新の感染状況分布図は以下よりご確認いただけます。


yahoo!新聞 新冠肺炎全球疫情


■病院への訪問と面会時間が緩和


台湾国内の感染状況が落ち着いていることを考慮し、中央感染症指揮センターは19日より、病院への訪問と面会時間の緩和を発表しました。診療科を問わず、1日1回までだった面会可能な時間帯が1日2回に変更されました。詳細は以下の通りです。


※面会時間の制限は各病院で異なります


  • 病院に訪問する際は必ずマスクを着用する

  • 面会は毎日2回までで、訪問者は1人の患者につき1回につき2人まで。状況により人数を調整できる

  • 付き添いの方(介護士を含め)は最大1人まで

  • 実聯制(名前と連絡先の記録)を取り、渡航歴、職業、接触歴、集団(自分の身の回りに接触者や感染者がいないか)を申告する

  • 介護士は衛生福利部の経営情報システムに登録されている方

  • 医療機関スタッフ(アウトソーシングスタッフを含め)は防護装備を着用する必要がある


病院訪問の規制は緩和されてきましたが、中央感染症指揮センターは引き続き、医療機関は感染リスクが高い場所のため、不要不急の面会を控えるよう呼びかけています。


出典:疾管家※2020/06/19LINE配信画像



参考:衛生福利部疾病管制署より



■外国人の入境制限を緩和


中央感染症指揮センターは6月24日に、経済の交流活動と人道的ニーズなどを考慮し、6月29日より外国人の入境制限を緩和することを発表しました。その対象は以下になります。


外国人の場合:観光、一般的な社会訪問を除き、入境許可を申請可能。

香港・マカオの人:人道的配慮や緊急を要する援助、ビジネスの契約履行、多国籍企業の内部異動、居留証を取得している台湾人の配偶者・子供、ビジネス・貿易交流(仕事、投資、起業などを含む)、などの場合に入境許可の申請が可能。


許可を取った外国人、香港・マカオの方は、クラスターの発生を防ぐため入国の3日以内に受けた新型コロナウイルス検査の陰性証明書(英語版)を自主的に提出することが必須となっています。そして14日間の居家検疫(在宅検疫)が義務付けられています。


■台湾から帰国した日本人 新型コロナの感染を確認


中央感染症指揮センターは6月24日の記者会見にて、6月20日に台湾から日本に帰国した20代の女性が日本に入境する際のPCR検査で陽性反応が出たことを発表しました。女性は無症状で、現在日本で隔離中です。女性と接触した人は140人おり、そのうち125人は居家検疫(在宅検疫)が必要とされ、残り15人は自主健康管理の対象となりました。


参考:衛生福利部疾病管制署より





上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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