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体温検査とアルコール消毒の徹底 〜交通機関編〜


新型コロナウイルス感染拡大防止において、台湾は非常に早い段階から官民一体となってウイルスの猛威と闘ってきました。

中でも特徴的な取り組みの一つとして挙げられるのが、体温検査とアルコール消毒の徹底です。現在、公共施設、公共交通機関だけでなく、多くの飲食店でも体温検査が行われ、37.5~38度以上ある人は入場、入店ができないようになっています。今回は台湾の公共交通機関で実施している新型コロナウイルス感染防止策を紹介します。



まずは台北MRT(地下鉄)から。

3月下旬より主要な駅(台北駅・西門駅・市政府駅・忠孝復興駅など)の改札で、サーモグラフィーによる乗客の体温チェックが実施されています。体温が38度以上ある人は改札内に入ることができません。


・改札にてサーモグラフィーによる体温チェックを行う様子

写真:ノマドスタッフ撮影


参考:臺北大眾捷運股份有限公司



4月4日からはMRTでの乗客のマスク着用が義務付けられました。マスクを付けずに改札に入ろうとすると駅員から注意を受け、従わない場合は3,000元~15,000元の罰金が科される厳しい対応を取っています。そのため、MRTの改札前では駅員がマスク着用のプラカードを持ち、利用者に注意を呼びかけています。


・プラカードを持ってマスク着用を呼びかける駅員

写真:ノマドスタッフ撮影


参考:臺北大眾捷運股份有限公司




続いてはバスの紹介です。

路線バス(公車)は体温検査は行っていませんが、乗車の際にマスク着用を義務づける(着用してない場合は運転手に注意される)などの対応を行っています。

空港リムジンバスを含む長距離バス(客運)のバスターミナルでは、各バス会社の職員が利用者の体温検査を実施しています。こちらは37.5度以上の人は乗車できません。


・バス会社職員が一人ずつ体温検査をする様子

写真:ノマドスタッフ撮影



最後にタクシーの紹介です。

乗車時に体温検査を行うことはありませんが、4月5日より運転手、乗客のどちらもマスクの着用が義務となりました。また衛生福利部によれば、マスク未着用の乗客は乗車拒否しても良いということになっています。

このように台湾では各交通機関がそれぞれできる範囲の取り組みを徹底し、感染防止に努めています。






上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。→お問い合わせフォームへ




写真で台湾!Instagramにて公開中

ノマド 台北女子社員日記

台湾勤務の台日スタッフが、日々の暮らしの中からディープな台湾を発信しています。




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