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人気観光スポットの今vol.4 -7月の台北駅編


新型コロナウイルスの新規感染者が90日以上出ていない台湾では、街や観光地に活気が戻ってきました。週末になるとどこも人だらけ…。6月もすごい人でしたが、7月は大学生が夏休みに入り、学生のグループ旅行を見かけるようになりました。そんな7月中旬の週末に見て来た台北駅の様子をお伝えします。


台北駅の名物といえば、台鉄のきっぷ売り場がある中央広場ではないでしょうか。

新型コロナウイルスの流行以前は物産博などの催しが行われたり、イベントがない時はフリースペースとして、多くの人が自由にくつろぐ光景が見られました。

広大なスペースに沢山の人が座っている様子は、日本人には結構衝撃ですよね(笑)


中央広場は新型コロナウイルス対策として、2月29日から座り込みが禁止となっていました。6月7日から一部緩和が行われ、ソーシャルディスタンスを保っていればマスク無しで広場に入ることが可能になりました。ソーシャルディスタンスを保てない場合は、マスクの着用が必須となり、この時はまだ飲食が禁止されていました。

7月12日は全ての制限が撤廃され、大勢の人がこのエリアに戻ってきました。


座り込み禁止期間は、注意スタンドで広場が囲まれていた


7月12日の中央広場の様子


混み合う広場内台鉄きっぷ売り場


写真:ノマドスタッフ撮影



旅行など台湾各地を移動する人が増えたため、台鉄、高鉄ともに利用者が増加し、改札内の待合スペースの椅子もほぼ埋まっていました。


改札内待合スペース

写真:ノマドスタッフ撮影


夕方5時すぎに2階の飲食街に行ってみると、どのお店も満席で入れませんでした。


混雑する台北駅内の飲食街

写真:ノマドスタッフ撮影


マスクをしていること以外は、新型コロナウイルスの流行以前の風景と全く変わりませんが、台鉄と高鉄の改札前では引き続き検温とマスク着用のチェックが行われています。

台湾では国内感染者が出ていない現在でも、路線バスを除く公共交通機関の入り口(改札)ではサーモグラフィーを使った検温とマスクの着用が義務づけられています。

改札を通過(バスの場合は乗車)後、乗客間にソーシャルディスタンス※が保たれている、もしくは仕切りなどがあればマスクを着用しなくてもよいとされています。とはいえ、電車などでソーシャルディスタンスを保つのは厳しいため、車内でもほとんどの人がマスクを着用しています。


※台湾では屋内のソーシャルディスタンスは、1.5mの距離を保つことを推進しています。


感染者が出ていない現在でも、抜かりない検温が行われている

写真:ノマドスタッフ撮影


公共交通機関のコロナ対策は当ブログ“体温検査とアルコール消毒の徹底 ~交通機関編~”でも紹介しています。


記事担当者:台湾ノマドYより

台湾の公共交通機関では3月から現在まで公共交通機関の入り口で検温などが行われています。台湾国内での感染者が90日以上出ていないのは、官民一体となって、それぞれができる範囲の取り組みをいまだに徹底していることも大きいと思います。

徐々に延期になっていた展示会や様々なイベントが開催され始め、7月下旬になると小中高校生も夏休みに入るので、台湾国内の観光地はさらに過密状態になりそうです。


写真で台湾!Instagramにて公開中

▼ノマド 台北女子社員日記

台湾勤務の台日スタッフが、日々の暮らしの中からディープな台湾を発信しています。




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