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台湾から日本への入国方法

更新日:2022年9月8日

台湾では海外からの入境規制の緩和が始まり、台湾ノマドの日本人スタッフも一時帰国をしました。今回は、台湾出境の流れや空港の様子、実際に体験して気づいた注意点などをレポートします!



目次
①台湾出境前に準備するもの
②台湾松山空港の様子
③機内の様子
④羽田空港到着後について

①台湾出境前に準備するもの

・アプリ「COCOA」のダウンロード

・アプリ「MySOS」のダウンロードと登録

・新型コロナの陰性証明(病院でPCR検査を行い取得する)

・ワクチン接種証明のjpgデータ(ファストトラックを希望する方)

※9月7日より日本の入国制限が緩和され、ワクチン3回目接種を条件に72時間以内の新型コロナ検査の陰性証明書が免除になりました。


COCOAとは

厚生労働省が指定する接触確認アプリです。


MySOSとは

厚生労働省が指定する健康居所確認アプリで、日本到着予定6時間前までに申請が必要です。出国前72時間以内の陰性証明をアップロードする必要があるため、陰性証明取得後に申請すると良いです。陰性証明やワクチン接種証明のアップロードは、PDFではできないようなので、jpgデータのご用意をおすすめします。


MySOSよりファストトラックを申請する場合

MySOSはアプリストアからダウンロードすると、ファストトラックが使用できません。必ず政府が告知しているQRコードもしくは、下記サイトからのインストールが必要です。


登録が完了すると、このようにTOP画面が青色になります。すべての条件を満たしていない場合は別の色になるそうです。TOP画面左下の「検疫手続事前登録」をクリックすると、下記の2枚目のような画面が出ます。この2画面を各箇所で見せる必要があります。





【注意!】

厚生労働省のHPによると、6月1日より青区分に指定されている国・地域は有効なワクチン接種証明書は問わないと書かれています。証明書がなくても入国は可能のようですが、ファストトラックをご希望の方は、ワクチン接種証明のjpgデータをあらかじめご用意ください。



新型コロナの陰性証明について

日本入国前72時間以内に実施した新型コロナウイルスの陰性証明が必要です。医療機関等より発行されたものに限ります。事前にPCR検査が可能な医療機関を予約します。検査日の持ち物は、検査所指定の検査申込書とパスポート、申請料のみです。

※9月7日より日本の入国制限が緩和され、ワクチン三回目接種を条件に72時間以内の新型コロナ検査の陰性証明書が免除になりました。



<台湾スタッフの場合>
・往路 6月17(金)NH852 松山(13:35)→羽田(17:45)
・6月15日(水)にPCR検査
・病院:麗寶醫事檢驗所にてWEB予約(http://www.libobio.com/blog/?page_id=940)

費用は検査結果(陰性証明)の受取日によって異なります。検査の翌日に結果が分かる一般は、3500元。検査当日に結果が分かる当日発行は、4500元※です。陰性証明書は、紙か電子データのどちらか選択できます。電子データの場合、一般は翌日の17時、当日発行は、当日の17時にメールで届く予定です。紙の場合は病院まで受け取りに行きます。

※費用は医療機関によって異なる場合がございます。


日本台湾交流協会の5月2日付の新着情報内にPCR検査が可能な病院がリストアップされています。

こちらも参考にしてみてください。

予約方法は医療機関によって異なりますので、リストをご確認ください。


<1ポイントアドバイス>

私は翌日発行の一般を選択しましたが、「陽性だったらどうしよう」という不安が翌日まで続き、ちっとも落ち着きませんでした。当日発行の方が早く結果が分かるので、気持ち的にも楽だと思います。


②台湾松山空港の様子

無事に新型コロナの陰性証明を取得し、いよいよ出発の日!

この日の松山空港は、JALとANAの羽田行きの2便のみが運行していました。チェックインカウンターは、ある程度人がいました。日系の航空会社ということもあり、利用者は日本人が多くほぼ在台日本人のように見受けられました。


写真:チェックインカウンターの様子




空港内のお店情報

チェックイン前のお店は半分くらいが営業している様子でした。イミグレーションを通過すると、ブランド品のお店はほぼ営業していました。松山空港は、食べ物や物品などのお土産店は元々少なかったと思いますが、現在は2~3店舗のみ営業。飲食店はレストランが1軒だけで、カフェは休業でした。松山空港のゲート前は通常期でも人が少ないですが、今回はひときわ人がいなかったです。


<1ポイントアドバイス>

出発までの待ち時間は、ロビーで飲食が可能です。軽食を取りたい方は持参をおすすめします。自動販売機は数台設置されています。


写真:免税店などの様子






③機内の様子

見た感じでは搭乗率は50%くらいでした。以前ニュースなどで見たような防護服を着た人や、防護眼鏡を装備したお客さんはいませんでした。地上係員はマスクとフェイスガードのみ、客室乗務員もマスクのみでした。機内食も通常通り出ました。


④羽田空港到着後について

第3ターミナルの一番奥に到着し、入国まで結構歩いて移動しました。入国審査までの道のりは、歩きながら次々と関門をクリアしていくようでした。流れは以下の通りです。


1)ファストトラックの申請画面の色によって、通路が2つに分かれます。私はすべて登録済みの青色なので右側へ進む。


2)スタッフからこのような青いカードを受け取ります。台湾の感染レベル、B級(中低レベル)を表すものかと思います。


3)このような表示があり、コロナ対策の最後のチェックが行われます。




写真:ファストトラックの登録状況を確認中

受付で最終確認が終わると健康カードと青い紙が手渡されます。入国審査後にスーツケースを受け取り空港の外に出ることができます。長い距離を歩きながらいろいろチェックを受けていくのですが、空港スタッフの数も多くスムーズに進みます。飛行機を降りて外に出るまでおよそ1時間かかりました。


<1ポイントアドバイス>

飛行機を降りてからスーツケースの受け取りまで、トイレはすべて進入禁止となっていました。

機内で済ませておくことをおすすめします。


ファストトラックの申請で不備がなければ、ということになると思いますが、日本到着後にワクチン接種回数を証明する物やPCR陰性証明を見せる必要はありませんでした。またCOCOAはとくにチェックをされなかったように思います。

以上が日本入国までの流れとなります。新型コロナの感染状況によっては、今回の入国方法と異なる場合がございます。必ず最新の情報をチェックの上、ご準備ください。


上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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