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新型コロナ打撃から回復の兆し 台湾大規模イベントの開催状況


台湾では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの展示会やイベントが中止・延期になりましたが、国内の感染が落ち着き延期されていたイベントの開催が決定するなど明るいニュースが出てきました。今回は大規模イベントの現在の状況をご紹介します。


花火大会

■澎湖国際海上花火節 Penghu International Fireworks Festival(7/6~9/3開催)

澎湖国際海上花火節(澎湖国際海上花火大会)は台湾の離島 澎湖で行われる花火大会で、週2回の打ち上げ花火が2ヵ月に渡り続く台湾最大規模の花火大会です。今年で18周年を迎え、期間中は毎年40万人以上の人出が見込まれています。今年は4月中旬より開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により7/6~9/3に延期となりました。

また、参加予定であった海外チームの入国が難しいことから国際花火競技を中止し、台湾の花火師チームのみで花火を上げることになりました。今年はウォルトディズニーと提携し、マーベルとコラボレーションした花火ショーを演出します。今年は感染対策のため防疫政策に則り、総動員数を調整するそうです。


※写真はイメージです


参考:聯合新聞網


参考:欣傳媒



熱気球カーニバル

■臺灣國際熱氣球嘉年華 Taiwan International Balloon Festival(7/11~8/30開催予定)

今年で10周年を迎える台東の臺灣國際熱氣球嘉年華(台湾国際気球カーニバル)。夏休み中の家族連れなど、毎年90万人以上の方が訪れ、過去にはアメリカテレビ局のトラベルチャンネルで「世界が驚嘆する熱気球イベント12」の一つに選ばれたこともある人気のイベントです。

6/27~8/16に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により7/11~8/30の開催に決まりました。期間は例年と同じく51日間行われます。


※写真はイメージです


参考:台東觀光旅遊網


参考:COSMOPOLITAN


音楽イベント

■山海屯搖滾祭 HearTown RockFest(延期/開催時期未定)

山海屯搖滾祭は台中最大級のロックフェスであり、毎年日本を初め多くの海外アーティストを招待しています。5/1~5/3に台中インターコンチネンタル球場でイベントを行う予定でしたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、アーティスト、来場者、スタッフの安全を考慮し、3/18にイベントを延期することを発表しました。現在再開の時期は未定です。


※写真はイメージです

参考:山海屯搖滾祭 Facebook



■春天吶喊 Spring Scream(中止)

屏東の墾丁にて1995年より毎年春休みに行われていた音楽イベント春天吶喊は、今年の開催を中止することを発表しました。このイベントは20年以上の歴史ある音楽イベントですが、来場者が年々減少しており、さらに今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、やむを得ず中止となりました。


参考:中央通訊社


■金曲獎 Golden Melody Awards(10月頃開催予定)

文化部が主催している金曲獎は、台湾のグラミー賞とも言われる台湾国内で最も歴史のある音楽の授賞式です。第31回の授賞式は本来6月に台北アリーナで行う予定でしたが、集団感染を防ぐために、10月に延期することが決まりました。受賞候補者の一覧は7月に発表する予定です。


参考:文化部


記事担当:台湾ノマドSより

新型コロナウイルスの国内新規感染が80日以上確認されていない台湾。少しずつですが、延期されていた大規模なイベントも防疫対策をしながら徐々に開催され始めました。夏らしさがどんどん増している中、台湾の方々も待ってました!といわんばかりにイベントに出かける方も多いのではないかと思います。

先月の6/21は台湾で金環日食が観測でき、観測できる確率が高いとされた嘉義市には20万人以上もの観光客が訪れ盛り上がっていたようです。




写真で台湾!Instagramにて公開中

▼ノマド 台北女子社員日記

台湾勤務の台日スタッフが、日々の暮らしの中からディープな台湾を発信しています。




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