偽出国!? 台北松山空港が驚きのサービスを開始
更新日:2020年7月29日
新型コロナウイルスの大流行により世界各国で出入国が制限されている今、海外旅行なんて夢のまた夢…。
日本では長期の自粛生活が余儀なくされる中、SNS等で世界中の観光地の写真をみるなどして旅行気分を楽しむ人が増えましたが、海外旅行欲が高まっているのは日本だけではありません!
人口における出国率が日本の約7倍とも言われる海外旅行大好きな台湾人にとっても、今回のコロナによる自粛は精神的にも極めて辛い状況のようで、とうとう台北市内の空港が驚きのサービスを発表しました。
―その名もズバリ!
「疑似出国プラン」
6月10日、台北松山国際空港はオフィシャルFacebookにて、7月2日(木)から3日間、「疑似出国体験イベント」を実施すると発表しました。
このイベントでは、先日リニューアルした施設の見学や自動通関ゲートの通過体験*ができるだけでなく、なんと機内に15分だけ乗り込みができるなど、搭乗までの流れをまるまる体験できるそうで、台湾では「偽出国」という言葉を用いてメディアに取り上げられるなど話題を呼びました。
*自動通関ゲート体験は1日5組限定
搭乗できる航空会社は日替わりのようで、初日の7月2日はチャイナエアライン、残りの2日間はエバー航空の機体が使用されるそうです。
写真:台北松山国際空港オフィシャルFacebookより
参加人数は1日30組限定。参加者は抽選で決定します。
申し込み方法は、Facebookの記事を「いいね」し、同時に希望の参加日程と一緒に参加する人をタグ付けし、投稿をシェアするだけです。
参加資格、制限は特に設けられておらず、台湾在住の外国人も申し込み可能。参加費は無料だそうです。未成年者は保護者の同意書が必要。
申し込み締め切りは6月17日(水)14:00までで、当選者は6月22日(月)までに最終参加決定の返答が必要。
さっそく台湾ノマド社員も申し込みました!
残念ながらはずれだったそう。。
写真:ノマドスタッフ
なんとも台湾らしいユニークなサービスですが、応募締め切りの6月17日14時過ぎに松山空港のFacebookを見てみると、7,678件のシェア、9,851件のコメントが寄せられており、大きな反響がありました。イベントの様子が報道されましたら続報でお伝えします!
参考:台北松山空港 Facebookページ
写真で台湾!Instagramにて公開中
▼ノマド 台北女子社員日記
台湾勤務の台日スタッフが、日々の暮らしの中からディープな台湾を発信しています。
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