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3時間だけ!?の「偽出国」バカンス!

更新日:2020年7月29日


前回のニュースで紹介しました台北松山空港が企画した「疑似出国」が開催されました。さっそくその様子が報道されましたので続報を知らせします!


7月2日に「疑似出国」体験イベントの第一弾が実施されました。

応募総数9800名以上の中から当選した30組60名のラッキーな方々が、朝からまるで海外旅行へ行くかのように、松山空港のチェックインカウンターに集まりました。


当選者はカウンターでチェックインを済ませ、搭乗券を手にすると保安検査場で手荷物検査を受けてイミグレーションを通過します。その後は海外旅行の楽しみの一つ、空港内の免税店にてお買い物も…!そして、いよいよ飛行機に乗り込み15分間の特別な空の旅!?を疑似体験しました。


実際に疑似出国を体験した方の中には、小さなお子さんを連れたお母さんもいらっしゃったようです。インタビューによると「海外渡航が正常にできるようになったら、子供を連れて海外でしかできない特別な体験をさせてあげたい」と話していたそうです。


一方、免税店でお得に化粧品をゲットするため、念入りにショッピングリストを準備して来た女性もいた模様です。


今回の企画を発案した松山空港は、未だ国際線の正常利用の目途が立っていないことから、このような機会を設けて新しく導入したスピード通関ゲートや、免税店を利用してもらうことが今回のイベントの主な目的だと話していました。


参加者の皆さんは「やっと海外旅行にいけるぞ~!」(行けないけど…)と言わんばかりに、各々パスポートやスーツケースを持って、旅行ムードを高めるストローハットを被り、3時間だけの特別なバカンスを楽しんでいたようです。


ちなみに今回発行された搭乗券には、台北の松山空港「TAIPEI/TSA」発、愛知県の松山空港を表す「MATSUYAMA/ MYJ」着と書かれた記念チケットが発行されたそうです!現実では台北松山空港は、羽田空港行きのフライトしか飛んでいないため、これはかなりレアなチケットなのではないでしょうか?!

イラスト:ノマド作成 ※イメージです


▼ニュースサイトETtoday新聞雲ではイベント当日の写真や映像を見ることができます。

ぜひチェックしてみてください!



記事担当者:ノマドスタッフKより

新型コロナウイルスは日本だけでなく台湾の観光産業にも大きな影響を与え、暗いニュースが続いている今、こういった取り組みやイベントを実施し、少しでも産業や経済を盛り上げようとしている台湾人のユーモアやアイデアは、見ている人々も元気にしてくれますね。



写真で台湾!Instagramにて公開中

▼ノマド 台北女子社員日記

台湾勤務の台日スタッフが、日々の暮らしの中からディープな台湾を発信しています。




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