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台湾 1月に発生した新型コロナクラスターまとめ

台湾では2022年に入り、国内感染の広がりが目立ってきました。今回は1月に発生したクラスターをまとめて紹介します。



桃園空港駐車場清掃員の感染を確認

中央感染症指揮センターは1月3日、桃園空港の駐車場清掃員の40代の女性が、オミクロン株に感染したことを発表。女性はアストラゼネカ社製のワクチン2回の接種を受けていました。これを受け桃園市政府は、女性の家族が通う学校に通知し授業を中断したと発表しました。検査を行ったところ女性の家族は全員陰性でした。

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空港関係者に感染が広がる

桃園空港では、1月3日に感染が確認された空港駐車場清掃員と接触していた同僚2人と、防疫タクシーの運転手が新たに感染したことを発表。いずれの方もワクチンは2回接種済みでした。さらにその後も空港関係者に感染が拡大し、このクラスター関連の感染者は1月10日時点で31人になりました。

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工場でクラスターが発生

1月11日、桃園市内の電子機器工場内で5人の感染者を確認。そのうち1人は空港クラスター関連の感染者より感染し、さらに職場の同僚の4人も感染が確認とわかりました。

工場は全体で従業員200人がおり、5人も感染が確認されたため、関係のある280人が集中検疫所に滞在することとなり、工場は閉鎖されその他の関係者は在宅検疫となります。

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銀行でクラスターが発生

桃園空港でのクラスターからさらに市中感染が広がりました。桃園にある銀行に空港でのクラスター感染者が訪れており、銀行員3人の感染が確認されました。中央感染症指揮センターによると、感染した従業員がマスクを外して電話をしている様子がモニターに写っていたそうです。また、同支店の従業員が1月7日にレストランで会食を行っており、そのレストランで勤務していた学生も感染が確認されました。この飲食店の従業員も全員隔離対象になり、感染した学生が通っていた学校も14日間の授業停止となりました。




台湾ノマド担当者Sより

感染者が抑えられていた台湾ですが、今年に入り空港でのクラスターをきっかけに一気に感染が広がり、感染力の強いウイルスの驚異を感じました。



上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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