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展示会:Touch Taiwanレポート

4月21日より3日間、南港展覧館1館4階にて2021Touch Taiwanが開催されました。

Touch Taiwanは、台湾最大のディスプレイ産業見本市で海外からの出展も多く、世界的にも重要度の高い見本市の一つです。ディスプレイ業界を除いて、オプトエレクトロニクス、半導体、スマート生産、自動化、ロボット、材料とコンポーネント、マシンビジョン、電子機器製造装置など、さまざまなアプリケーション分野に関連するビジネスサプライチェーンも組み込まれます。


昨年は新型コロナウイルスの影響で開催中止となり、2年ぶりの開催となりました。昨年のGDP成長を支えた業界の一つでもあるため、現地の様子が気になりますね!

見本市の様子をお伝えします。


■2021Touch Taiwan概要

会 期:2021年4月21日(水)-23日(金)10:00-17:00

会 場:南港展覧館1館4階

出展社:296社 / 800小間(2019は291社 / 865小間)

参加国は台湾、中国、日本、ドイツ、アメリカ、イギリス、カナダ

世界では新型コロナの収束の目途が立っておらず、海外からの入国制限が未だ厳しい台湾。そのため、海外からの出展を断念した企業も多くあるにもかかわらず、出展者数と来場者数はコロナ以前の2019年と比べて増加しました。

また、主催者の報告によると、Micro/Mini LED Display関連の出展者が45社、計150ブースで昨年の3倍近くの出展でした。Mini LED は直径100μm~数百μm の小さなLEDですが、Micro LEDはさらに小さい100μm以下。液晶や有機ELに代わる未来のディスプレイともいわれています。

新型コロナウイルス対策は、現在も会場入り口で検温、手指の消毒(自己判断)、本人と直接連絡が付く電話番号の登録(実聯制)、会場内はマスクを着用します。


※展示会のコロナ対策の詳細は過去ニュースをご覧ください。





会場は初日の午前中からたくさんの入場者が入り、ブースは例年通り台湾パネルメーカー大手の群創光電(INNOLUX)や友達光電(AUO)を中心に盛り上がりを見せました。


また、日系企業もたくさん出展していました!今年初出展の兵神装備の他、台灣三豐儀器(ミツトヨ) 、艾杰旭顕示玻璃股份有限公司(AGC)、台灣基恩斯(キーエンス) 、大塚科技、台灣東洋紡(東洋紡)、太陽油墨(太陽インキ)など多くのブースが見られました。

※一部写真は来場者入場前に撮影しています。


・兵神装備株式会社


・株式会社ミツトヨ


・AGC株式会社


・東洋紡株式会社


・太陽インキ製造株式会社




また、Touch Taiwanはバーチャルでも見学が可能で、ブースによっては展示物の詳細を見ることができたり、出展者へメールでの問い合わせなども可能でした。

・Touch Taiwan公式サイトスクリーンショット


バーチャル展示会場はこちらよりご覧になれます





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