先取り台湾!5年以内にオープン予定の注目スポット10選(後編)
新型コロナウイルスの影響により、海外旅行が楽しめない日々が続いていますが、台湾国内では新しい観光スポットが続々とオープンするようです。そこで今回は、現時点で今後5年以内にオープン予定の10施設を紹介します。コロナが収束したら日本からもぜひ遊びに行ってみてください!
※オープン時期や施設内容・名称など変更になる可能性があります。
#6 台東WUMA 知本六善溫泉酒店
世界的に有名な高級リゾートブランド「Six Senses」が台湾・台東に初上陸。台東の山々と水と温泉を組み合わせた「知本六善溫泉酒店」を台東温泉エリアにオープンします!
知本六善溫泉酒はスパエリア、内外温泉プール、体育館、台東ガーデン、ジュースバーなどの施設だけでなく、緑豊かな山々と森に囲まれ太平洋を一望できるのが魅力だそうです。
20ヘクタール(東京ドーム約4個分)の広大な敷地には、69室しかなく、自然に包まれるような非日常を味わうことができそうです。設計は隈研吾氏が手掛け、テラスは曲線の美しさを備えた周囲の自然環境と調和のとれたデザインが採用されています。
台東市と台東豊年空港から車で30分。台北松山空港から台東豊年空港までの飛行時間は60分と近く、香港と中国本土からのチャーター便でもアクセスできるようになります。
■台東WUMA 知本六善溫泉酒店
地区:台東県卑南鄉
オープン予定:2021年(予定)
#7 國家圖書館南部分館 暨 國家聯合典藏中心
動画:Bio-architecture Formosana九典聯合建築師事務所YouTubeより
台湾南部で初の自然に囲まれた図書館「國家圖書館南部分館 暨 國家聯合典藏中心」は、小さな町の全体像をコンセプトにした文化複合施設で、書店、博物館、コレクションセンター、ブックカフェ、小さな町の劇場が併設されています。
施設の敷地内には90%の植物がそのまま残されているため、開花時期はより美しい景色が期待できます。デザインコンセプトは、九典聯合建築師事務所(Bio-Architecture Formosana)によるもので、コンセプトが選ばれた後はアメリカマサチューセッツ工科大学のSenseable City Labの担当者「Carlo Ratti」と協働してデザインされました。
Carlo Rattiは以前アメリカ雑誌 FAST COMPANYの「アメリカで最も影響力のあるデザイナー50人」に選ばれています。
■國家圖書館南部分館 暨 國家聯合典藏中心
地区:台南市新營區
オープン:2021年(予定)
参考:
shoppingdesign https://www.shoppingdesign.com.tw/post/view/3279
新建工程資 網https://onl.tw/wpxmTAr
#8 南港Lalaport(三井不動産グループ)
画像:ELLEスクリーンショット
日本ではおなじみの三井不動産グループのショッピングモールが続々とオープンしていくようです!台湾初のLalaportである「三井ショッピングパークLalaport」は、台北市南港ソフトウェアパーク内に建設中で、ショッピングモールには250店舗が入店予定です。この施設は「The Gate to Diversity」をコンセプトに、豊かで多様な世界への扉となり、お客様にこれまでにない体験と発見をもたらし、南港区のシンボルとなることをめざしています。場所はMRT南港軟體園區駅と南港展覧館駅近くで、展示会やイベントなどがよく行われている南港展覧館の隣にできる予定です。
■南港Lalaport
地区:台北市南港區 MRT文湖線 南港軟體園區駅 徒歩 1 分 MRT板南線/文湖線 南港展覧館駅 徒歩 3 分
完成:2022年(予定)
オープン予定:2021年(売場のみ)
参考:
#9 台中Lalaport(三井不動産グループ)
2018年末に台中港に「MITSUI OUTLET PARK台中港」がオープンし、連日多くの買い物客で賑わっています。
台中進出も好調な三井不動産グループは、大型商業施設 台中Lalaportを建設しています。
台湾鉄道台中駅から徒歩6分の場所に建設予定で、交通機関が非常に便利であり、ショッピングモールには多数の国際ブランドが出店予定です。フードコートやレストランと合わせて、270店舗以上になると予想されています。デザインコンセプトは「鮮やかな色の生命」であり、地域の生活を豊かにする新たなショッピングモールとなることが期待されています。
■台中Lalaport
地区:台中台糖湖濱生態園區
台湾鉄道台中駅 徒歩6分 オープン:2022年下半期(予定)
参考:
#10 MITSUI OUTLET PARK台南(三井不動産グループ)
三井不動産グループが初めて台湾南部に参入します。これにより三井不動産グループは台湾3大都市すべてにおいて進出を果たすこととなります。
MITSUI OUTLET PARK台南は、台湾高速鉄道 台南駅(台南鉄道沙崙線「沙崙駅」)の隣、台南市内中心部からわずか16キロの距離に建設予定で、車や交通機関のアクセスがとても便利です。台湾高速鉄道台南駅周辺は、台湾当局が推進するコンベンションセンターや研究機関などの開発プロジェクトを含む「智慧綠能科學城(スマートグリーンエネルギーサイエンスシティ)」プロジェクトエリアとなり、MITSUI OUTLET PARK台南はその中心に位置します。
今後はホテル業界も参入することが見込まれてることや、台南と高雄にはハイテク産業地区である南台湾サイエンスパークもあることから、将来的に南台湾はハイテクとファッションが発展した特別エリアになることが期待されています。
■MITSUI OUTLET PARK台南
地区:台南市帰仁区 オープン予定:第1段階2022年(160店舗オープン)、第2段階2025年(60店舗)
台湾高速鉄道 台南駅 隣
台湾鉄道 沙崙駅 隣
記事担当者:台湾ノマドSより
このように続々と新しく観光スポットがオープンする台湾。日本人建築家がデザインした施設も多くぜひ訪れてみたいです。現在の状況が収まり自由に渡航できるようになる日が待ち遠しく感じますね。
参考記事:
写真で台湾!Instagramにて公開中
▼ノマド 台北女子社員日記
台湾勤務の台日スタッフが、日々の暮らしの中からディープな台湾を発信しています。
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