展示会・見本市詳細情報 No.05展示会名:台中国際旅行展 ATTA(春季)
ノマドニュースでは日本からの参加が多い見本市・展示会を中心に、ノマドでは現時点で分かっている開催情報を掲載しています。ブログニュースでは昨年、一昨年の開催概要を紹介します。展示会への出展を考えている方の参考になれば幸いです。
No.05:台中国際旅行展 ATTA(春季)
■2021年概要
会期:2021年6月4日(金) - 6月7日(月) 10:00 - 18:00
会場:台中國際展覽館
展示会規模 (2019 / 2020)
会期:
2019年5月31日(金) - 6月3日(月)
2020年10月23 日(金) - 10月26日(月)
※2020年4月開催予定がコロナの影響を受けて10月に延期
ブース数:
2019年 374小間(約3,366㎡)
2020年 257小間(約2,313㎡)
出展団体数:
2019年 154社(うちジャパンパビリオン10団体)
2020年 118社(うちジャパンパビリオン3団体)
4日間累計来場者数:
2019年 178,275人
2020年 131,000人
・2020年 ATTA 会場の様子(主催提供写真)
■ノマドスタッフ情報
台中の訪日市場について
台中市は台湾中部に位置し、2017年には台湾第二の経済都市と呼ばれる高雄市の人口を上回る地方都市となりました。元々工業地区として発展してきた台中市は、台湾人だけでなく日本人や外国籍の居住者も多い国際都市です。
2021年4月25日には、台中市で初のMRT(台中メトロ)の開業も控えており、既にプレ運行がスタートしています。4月の開業では、台中郊外に位置する高鐵台中駅(新幹線台中駅)と市内を結ぶ、一路線(グリーンライン)のみの開通ですが、将来的には台中国際空港や、2018年に開業した三井アウトレットパーク台中港、台中市内を結ぶ雙港輕軌(ライトレール)の開通も予定されています。
ライトレールの開通日は、まだ正式発表がありませんが、ライトレールの運行が現実となれば台中の旅客輸送力の向上、台中からの訪日客の利便性向上も期待されます。
コロナ以前、台中国際空港は沖縄と成田行きの直行便(FSC)を運航していました。前回のKTFの記事でも触れましたが、2019年のJNTO 訪日旅行誘致ハンドブック※によれば、台湾中南部は北部と比較して訪日旅行経験者が相対的に少ないことが分かっています。総人口に対する訪日経験者数が多い台湾では珍しい、まだ見ぬ訪日未経験者が眠る期待値の高い都市になります。
※出典:JNTO 訪日旅行誘致ハンドブック 2019台湾
台中国際旅行展について
台中国際旅行展は、台湾中部エリアで行われる旅行展の中で最大級の国際観光見本市です。それゆえ、台湾中部のインバウンド市場に向けた、訪日プロモーションに適した見本市の一つと言えます。日本からも毎年地方自治体、ホテル、飲食業界など多数団体や企業が出展しています。
・2020年 ATTA 会場の様子(主催提供写真)
昨年は4月開催予定でしたが、コロナの影響を受け12月に開催延期となりました。また、渡航制限解除の見通しも立たない状況下だったこともあり、例年に比べ開催規模を縮小しての開催となってしまいましたが、日本からも3団体が出展することが出来ました。
台湾国内からも多数の旅行会社、ホテル、地方自治体が出展し、会場では旅行会社が、旅行展特別価格でツアー商品の販売を行っています。
台中国際旅行展の会場となる台中國際展覽館は、高鐵台中駅(新幹線台中駅)が最寄り駅で、4月開通の台中メトログリーンラインで、台中市街地や北台中エリアからのアクセスもよりラクになります。今年はマイカーを持たない層や、遠方に住みアクセスの悪さがネックになっていた層の来場も見込まれそうです。
・2020年 ATTA 会場の様子(主催提供写真)
今年もコロナ禍にはあるものの、訪日インバウンド層の渡航意欲は消えてはいません。
台湾人は日々SNS等での情報取集を欠かしません。そういった「日本に行きたくても行けない」層へ向け、常に日本の最新情報を継続的に発信し続けることが重要となります。
より効果的なプロモーションとして、オンラインやデジタルを活用した、訪日疑似体験が出来るような、コロナ禍おけるリアル展ならではのアトラクションの実施が、本年の集客の鍵になってきそうです。
2019年主な日本企業・団体出展実績
日本観光局(JNTO) / 高知県 /南海電鉄 / 近鉄グループ / 沖縄県 / 静岡県 / 東武グループ
小田急電鉄・江ノ島電鉄・藤沢市観光協会 / 富山・立山黒部 / 茨城県笠間市 など
ノマドは、台湾に支社を持たず日本からの渡航が困難なお客様に変わって、リモートでのブース設営、運営代行も可能です。出展をお考えのお客様はお気軽にご相談ください。
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