台湾 新型コロナ情報(6/27~7/1)

6月27日よりデルタ株の世界的流行に対応し検疫措置を強化

6月25日、WHO(世界保健機関)は世界85カ国以上で新型コロナウイルスの変異であるデルタ株の感染を確認したことを発表しました。

それに伴い中央感染症指揮センターは、6月27日の0時から入国者の検疫措置を下記のように強化すると発表しました。


1. 「主要なハイリスクの国」からの乗客※:
空港または港に入ってから14日間、集中検疫所に入り、期間終了後はPCR検査を行います。乗客は検疫および検査料金を支払う必要はありません。
※過去14日間の旅行履歴、乗り換えを含みます。主要なハイリスクの国…ブラジル、インド、イギリス、ペルー、イスラエル、インドネシア、バングラデシュ

2. 上記「主要なハイリスクの国」への渡航歴がない乗客:
入国から14日間は自費で防疫ホテルに滞在するか集中検疫所に滞在します。期間終了前にPCR検査をする必要があります。

3. 「主要なハイリスクの国」から台湾に戻った航空会社の乗務員は、在宅検疫の要件を満たす宿泊施設または会社の寮に14日間滞在し、期間終了後にPCR検査を行います。

出典:疾管家※2021/6/28LINE配信画像

参考記事:

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/zqUqseKSNKJint4YMEddiQ?typeid=9



6月26日 デルタ株感染者を確認

中央感染症指揮センターは6月26日、屏東のタクシー運転手とその乗客の計12人の感染者を確認。そのうちの6人が変異株の「デルタ株」に感染していたことを発表しました。

クラスターの発端となった地元のタクシー運転手が乗せたお客の中に、今月15日にペルーから帰国し、陽性反応が出ていた男女の親族がいたことが分かりました。この親族ものちに感染が確認されたため、ここから感染が広がったと考えられています。

これを受けて中央感染症指揮センターは、屏東地域に向けて次のような緊急対策を講じています。


1. 正確に感染状況を調査し、関連者と検査範囲を拡大すること。接触者の隔離を実施するための防疫ホテルを手配し、検疫終了前にPCR検査を行うこと。
625日現在、感染者と接触が確認されている濃厚接触者は136人。うち、在宅隔離99人、自主健康管理32人、自主体温測定が5人となっています。現在までに124人がPCR検査を受けたところ、陽性9人陰性が115人となり、さらなる調査の拡大を図ります。

2. 624日より地域検査所を設置。感染者が訪れた場所に滞在していた人々に呼びかけを行い、検査協力をお願いしています。625日現在、延べ419人の検査を行いました。PCR検査を受けた方は全て陰性でした。さらに感染が確認された方の行動歴が発表され、公共の場所は消毒を行いました。

3. 地元の医療機関は通知と感染管理対策を強化しており、医師の診察を受けて症状が疑われる場合、検査機関に紹介して検査を受けるように依頼するようにします。

4. 里長のアナウンス(地域内放送)を通じて、一般市民に外出時や出勤時は常にマスクを着用し、混雑を避けるため厳重にチェックすることを呼びかけています。また地元のスーパーマーケット、レストラン、伝統的な市場などは3日間休業します。

5.確認された症状に適切な治療を提供し、深刻な病気の兆候がある場合は迅速な治療を行います。


参考記事:

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/F95aOtuKwrsJ347Xslc-ZA?typeid=9

https://udn.com/news/story/120940/5559751



6月27日 入国者は在宅での検疫が禁止に

中央感染症指揮センターは6月27日、世界各国でのデルタ株の感染拡大とその感染力を考慮し以下の措置を発表しました。これにより在宅での隔離が禁止となり、海外からの入国者はすべての人が集中検疫所や防疫ホテルなどの指定施設で14日間の検疫を行うことが必要です。


○主要なハイリスクの国(ブラジル、インド、イギリス、ペルー、イスラエル、インドネシア、バングラディシュ)から台湾に入国する際は交通部が手配した防疫タクシーで集中検疫所に移動すること。

○それ以外の国から入国する場合は、自己負担で防疫タクシーまたは自分で自家用車を運転して、防疫ホテルや集中検疫所に移動すること。

また、中央感染症指揮センターは感染のリスクを減らし市民の安全を守るため、入国する親族や友人を出迎えるために空港や港に行くべきではないと強調しました。違反者は最高で15万元の罰金が科せられます。

参考記事:

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/HzWKglQxOhCvZk1kKg0VyA?typeid=9

https://www.cna.com.tw/news/firstnews/202106270188.aspx



6月29日 農家のデルタ株感染確認

中央感染症指揮センターは6月29日、屏東で起きたデルタ変異株のクラスターについて、新たに70代の果物農家がデルタ株に感染したと発表しました。

先日発生したタクシー運転手のクラスターに関係しているかはまだ特定されていませんが、彼らは同じ病院に行っており、院内感染の関係性を調査中です。この病院は6月28日から30日まで営業を停止し、病院全体を消毒しました。

この果物農家の方の接触者は176人で、そのうち検査をした171人が陰性、5人が結果待ちとなっています。そして果物農家の妻も新型コロナウイルスに感染している事がわかり、デルタ株であるか現在検査中です。

参考記事:

https://tw.news.yahoo.com/%E5%BF%AB%E6%96%B0%E8%81%9E-%E6%9E%8B%E5%AF%AE%E6%9E%9C%E8%BE%B2%E4%B9%9F%E6%9F%93delta%E8%AE%8A%E7%A8%AE-%E5%B0%9A%E6%9C%AA%E6%89%BE%E5%88%B0%E8%88%87%E7%99%BD%E7%89%8C%E9%81%8B%E5%B0%87%E6%A1%88%E9%97%9C%E8%81%AF%E6%84%9F%E6%9F%93%E6%BA%90-062955711.html



7月1日 クラスターによる感染者増加

屏東市長によりますと、屏東で新たに女性の果物農家の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。この果物農家の女性は、6月21日に感染が確認された運転手やその友人たちと食事を共にしていました。その後6月22日から自宅隔離をしており、最初の検査では陰性でしたが、28日に発熱し、6月30日に陽性と診断されました。

これにより7月1日時点でこのクラスターによる感染者は15人、そのうちデルタ株感染者は12人となっています。


参考記事:

https://udn.com/news/story/120940/5569680

https://www.cna.com.tw/news/firstnews/202106300326.aspx



上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。

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