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台湾 新型コロナワクチン情報 (7/1最新)

台湾のワクチン接種者は6月30日の時点で2,043,218人です。今回も中央感染症指揮センターより発表があった、これまでの接種の状況やワクチンについて紹介します。

※画像はGoogle新聞 スクリーンショットより


6月18日 モデルナ社製ワクチンが到着

モデルナ社製ワクチン24万回分が桃園国際空港に到着しました。

このワクチンは台湾独自でモデルナ社から購入したもので、2021年2月8日に505万回分のワクチン供給締結をしています。

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6月20日 アメリカ支援の250万回分のワクチンが到着

中央感染症指揮センターは6月20日、アメリカ政府から寄贈された250万回分のモデルナ社製ワクチンが、桃園国際空港から指定された冷蔵倉庫に直接配達されると発表しました。

また、ワクチンは世界的に供給が不足しており、アメリカの即時支援は、台湾国内での感染流行の予防と管理に大いに役立つと、感謝の気持ちを表しました。

6月6日の発表では75万回分が寄贈されると発表されていましたが、実際には250万回分のワクチンが寄贈されました。

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6月22日 リトアニアがワクチン寄贈を表明

ロイター通信によりますと、リトアニア政府は9月末までにアストラゼネカ社製のワクチン2万回分を台湾に寄贈すると発表しました。これを受けて台湾市民の間では、リトアニアに恩返しをしようとする動きが広まっています。フォーカス台湾によりますと、リトアニアの商品を購入して感謝を伝える人や、クラウドファンディングサイトを通じて、リトアニアへ支援活動を行う人もいました。

参考記事:


6月25日 ワクチン接種キャンセル待ちの予約が可能に

中央感染症指揮センターは6月25日、新型コロナウイルスワクチンを有効的に使用するために、その日に開封して余ったワクチンを接種できる、キャンセル待ちの登録受付を開始すると発表しました。


1. ワクチン接種のキャンセル待ちの登録受付を開始
2. ワクチン接種を実施する機関は、18歳以上のキャンセル待ち登録者リストを作成する
キャンセル待ちは優先順位の条件を満たしている人を優先しますが、優先順位対象外の18歳以上の市民も予約できます。

参考記事:


6月30日 モデルナ社製ワクチンが到着

中央感染症指揮センターは6月30日、41万回分のモデルナ社製ワクチンの第3陣が、6月30日に桃園国際空港に到着すると発表しました。

台湾は2021年2月8日にアメリカのモデルナ社と505万回分のワクチンの供給締結をしていました。第一陣の15万回分は5月28日に到着し、第二陣の24万回分は6月18日に到着しています。第三陣のモデルナ社製ワクチンも直接指定された場所に配達されるそうです。

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7月1日より公費ワクチン優先接種対象を拡大

中央感染症指揮センターは6月22日、妊婦と胎児の健康を守るため、公費ワクチン接種の優先順位6位に妊婦を入れることを発表しました。

現在公費ワクチンの接種対象者は優先順位1~3位と5位に「住宅介護施設の居住者とその介護者」および「透析患者」を含め、優先順位6位に「75歳以上の高齢者」と「妊婦」を含めています。

モデルナ社製ワクチンは現在優先順位1〜3位の人々と妊婦が接種可能です。しかし、妊娠中の女性と胎児の状態およびその他の健康状態を考慮して、ワクチンを接種する前に医師と話し合いワクチンの種類を選択することが出来ると発表しました。

参考記事:



台湾ノマド 担当Sより

台湾全土でのワクチン接種が少しずつ進んでいます。また日本に続きアメリカやリトアニアからもワクチンの寄贈を受けることになり支援の輪が広がっています。


上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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