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新型コロナ 警戒レベル3を6月28日まで再延長

更新日:2021年6月15日

6月7日、中央感染症指揮センターは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、台湾全土の警戒レベル3を6月28日まで再延長することを発表しました。


台湾全土の警戒レベル3は、5月19日から始まり、期間は5月28日までの予定が6月14日まで延長、さらに6月28日まで再延長するかたちとなりました。

これにより、台湾全土の学校は夏休みまで休校となり、引き続きオンライン授業が行われます。


警戒レベル3の感染措置は以下になります。



1. 外出時は常にマスクを着用する
違反が発覚し指示に従わない場合は罰金が科せられる。

2. レジャー施設の営業を禁止
違反した場合は業者、現地スタッフ、消費者、参加者など処罰される。

3. 飲食店はテイクアウトのみの営業
スーパーマーケットと量販店は人の往来の管理を強化する。

4. 結婚式や葬式は参列しない

5. 宗教や祭祀を全面的に停止し、宗教施設にも入場不可

6. レジャー施設、展示会場及び競技場、社会教育機関を閉鎖

7. 室内5人、屋外10人以上のホームパーティーを禁止
同居者を除く交流会や社交パーティーを行わない。

8. 自主健康管理を行う
症状がある場合は医師の診察を受ける。

9. 営業エリア及び行政機関においては、人の往来の管理、マスクの着用、ソーシャル・ディスタンスを維持する。

10. 職場及び勤務場所では、企業の持続的運営のための防疫規定を遵守し、個人及び勤務場所の衛生管理を実施し、リモートワークやフレックスタイムによる勤務などの企業の持続的運営のための対応策を講じる。

11. 公共エリア及び公共交通機関の清掃・消毒を強化

また中央感染症指揮センターは、最近の病院や介護施設での感染に対応して、全国の病院に訪問の再開を停止するよう要請しました(例外を除く)。入院患者の付き添いは1人に制限され、全国の警報レベル3がダウングレードされるまで実施されます。

介護施設については、入居者への面会を一時停止するほか、特別な事情以外は入居者の外出自粛や不必要な人の出入りを避けるための入退管理強化を実施します。またスタッフ、入居者、入居者の付添人の体温や健康状態を管理し、新型コロナウイルスの感染リスク状況を把握します。


参考



苗栗縣でクラスターが発生

中央感染症指揮センターの6月4日の発表によると、苗栗の半導体検査専業メーカーでクラスターが発生したことが分かりました。

外国人従業員が入居する宿舎でクラスターが発生したと判断し、現地では集中検査場を設置し、従業員を対象に集中検査を行いました。また近隣のメーカーにも集中検査を行い、他の会社2社でもクラスターが発生していたことが判明しました。クラスターが発生した3社では6月3日から6月8日までに265人の感染が確認されました。


参考:



6月7日から市場、スーパーなど身分証の番号によって入場を制限

台北市政府の市長は6月7日から、伝統的な市場・屋台が集中している場所・スーパーマーケット・量販店への入店可能な日を身分証の末尾番号に応じて分けて指定し、入場制限を実施すると発表しました。


身分証(マイナンバー)の末尾番号が

奇数の人・・・月・水・金・日曜日のみ入場可能

偶数の人・・・火・木・土曜日のみ入場可能


伝統的な市場・屋台は、平日は人が少ないため身分証の確認はありませんが、土日になると入口で身分証の確認があります。

スーパーマーケット・量販店に関してもいまのところは各業者が管理し、平日は身分証の確認をしませんが、土日は身分証の提示が必要です。違反と確認した場合は3000元~15000元の罰金を科されます。

台北市政府衛生局HPより


参考:





記事担当 台湾ノマド Sより

先日平日にスーパーに行きましたが、平日は入店の際にとくに身分証のチェックはなく、店内にいる客数も大きな変化はないように感じました。身分証の番号によって入場を制限しても、引き続き全てのお店で入店の際に実名制の登録、手の消毒、体温チェック(店舗による)が行われています。



【お知らせ】

台湾の毎日の感染者数はノマドニュースのTwitterで発表しています。こちらもぜひチェックしてみてください。


上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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