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台湾 新型コロナワクチン情報(一般対象者編)

更新日:2021年4月30日

台湾でも徐々に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっています。現時点で分かっているワクチン情報をお伝えします。


4月21日より自費での一般向けワクチン接種始まる

中央感染症指揮センターは、海外に行く必要のある人々の安全と国内の流行を予防するために、10,000回分の接種を開始すると発表しました。こちらは優先対象外の一般の人が、自費でワクチン接種するためのものです。



<対象者>

仕事や留学、治療を受けるために海外に行く方、その他人道的な配慮


<接種可能な医療機関>

渡航医学の外来診療を設けていて、かつ指定予防接種を行う31の病院施設(離島を含む各県に少なくとも1つある)にて接種ができます。


<接種の流れ>

基本的には申請すると誰でも接種できます。提出する書類に、健康状態や過去の予防接種歴、出国の目的についての記入が必要です。また、診療中に医師から口頭で出国の目的を聞かれることがりますが、証明書などは提出不要です。


希望者は事前予約が必要です。ワクチンは複数回分が1つに包装されているため、集団接種を行います。 ワクチンは中央感染症指揮センターから専門病院に一律に配備されており、一般市民はワクチンのメーカーを選択することはできません。 また病院が請求する登録料、検査料、注射料等は自費での負担が必要ですが、ワクチンの費用は免除されます。 自己負担はする費用はおよそ500〜600元程度です。


出典:疾管家※2021/4/14LINE配信画像

参考記事:



オリンピック出場を目指す選手への接種も

スポーツ陸上競技チームの代理責任者である藍坤田さんは、3月23日に東京パラリンピックのテニス代表選手である曾俊欣さんを含む、10人の選手がワクチン接種を完了したと発表しました。今後も台湾全土で東京オリンピックチームのワクチン接種が行われる予定です。

参考記事:





衛生福利部によるワクチン接種についての説明動画

ワクチン接種は強制ではありませんが、中央感染症指揮センターでは、公費での接種対象者にワクチン接種を積極的に受けるよう呼びかけています。またワクチン接種後も防疫措置のため、手洗い・マスクの着用・ソーシャルディスタンスを維持して感染のリスクを減らすことが必要です。

・衛生福利部疾病管制署公式YouTubeより




記事担当者 台湾ノマドSより



上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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