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現在の台湾の航空便就航状況について


新型コロナウイルスの影響により、3月19日以降、台湾への入国は一部の例外を除き、台湾国民と台湾在住許可を持っている外国人のみが許可されています。

現在台湾ではどの国との航空便が就航しているのか、4/20(月)~4/26(日)の1週間、松山空港と桃園空港の発着状況と、民航局より発表があった3月の国際定期便就航状況を調べてみました。


上記表内の※2※3は運航本数を示します。



日本への就航

4月下旬時点、1日1往復のペースで羽田、成田、関西の3ヵ所への就航がありました。


東南アジアへの就航

就航を続けている都市を見ると、台湾との経済や政治的つながりが見えてきます。

台湾では積極的に外国人労働者を受け入れており、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、タイなど約71万人が働いていると言われています。そのため、東南アジアの便が多く就航されていると考えられます。


また、台湾の離島と中国大陸を結ぶ運搬ルート、小三通※で結び付きの強い廈門は政治的、経済的にも台湾と中国の重要な拠点であることから頻繁に航空便が就航されています。


※小三通とは

三通(さんつう)とは台湾と中国の「通商」「通航」「通郵」を示す言葉。もともとは中国より台湾に対して両地域の交流モデルとして提案されたもので、

2001年1月1日、「小三通」と称して廈門と金門島(略称で両門)の間で客船が運航され三通が限定的に実施された。その後、馬祖列島と福州市馬尾区間(略称で両馬)で定期船が運航され、台湾の都市から金門空港にも多数の航空便が運航され、それに合わせた連絡バス、船が運航されるようになった。当初は台湾と中国以外の国籍を持つ人には開放されていなかったが、現在は開放されている。


3月の国際線定期便就航状況

4月27日に交通部民用航空局(国土交通省に相当)より発表があった、3月の日本と台湾を結ぶ航空便就航状況を見てみましょう。3月19日以前より中国や日本などからの入国が厳しくなっていましたが、感染が世界中で広がっている中、様々な理由で台湾から自国へ帰国する人、外国から台湾へ帰国してくる人が多かったようです。







上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。→お問い合わせフォームへ


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