新型コロナワクチン情報
中央感染症指揮センターより発表があった、新型コロナのワクチン情報を紹介します。
目次▼
・新型コロナワクチン接種率
・3回目のワクチン接種始まる
・台北駅にモデルナワクチン接種会場を期間限定で設置
新型コロナワクチン接種率
台湾のワクチン接種は12月13日の時点で33,607,831回行われており、1回目の接種を終えている人は18,503,657人で台湾全土人口の78.4%、さらに2回目の接種まで終えている人は15,104,174人で台湾全土人口の約64%です。
※画像はGoogle新聞 スクリーンショットより
3回目のワクチン接種始まる
中央感染症指揮センターは、ワクチンの免疫力は時間の経過とともに低下する可能性があること考慮し、3回目のワクチン接種実施を発表しました。3回目の接種は12月2日から開始され、オミクロン株の対策が急がれています。
対象者は18歳以上で、2回目のワクチン接種を終えてから5ヵ月が経過して以下の条件に当てはまる方です。台湾ではワクチンの混合接種が容認されていることから、3回目の接種は現時点ではすべてモデルナ製のワクチンを使用しています。
<対象者>
・65歳以上の高齢者
・介護施設の入居者とスタッフ
・医療従事者
・防疫対策スタッフ
・ハイリスクな仕事の労働者(航空会社スタッフ、防疫タクシーの運転手、防疫ホテルのスタッフなど)
・感染症にかかりやすく、病気の深刻なリスクが有る方
出典:疾管家※2021/12/02 LINE配信画像
参考記事
台北駅にモデルナワクチン接種会場を期間限定で設置
中央感染症指揮センターは12月5日、オミクロン株の感染拡大に備え、より便利なワクチン接種サービスを提供するため、12月5日から12月21日まで台北駅ロビーの西側通路と東側通路に「モデルナワクチン接種所」を開設しました。国籍を問わず外国人もワクチン接種を受けることができ、予約不要で接種を受けた方には全聯(台湾大手のスーパーマーケット)で使える100元(約400円)分買い物券などプレゼントを用意しました。
台北駅でモデルナワクチンを接種できる方は以下のとおりです。
1.モデルナワクチン一度目の接種を希望する18歳以上の人 2.一度目のモデルナワクチン接種を受けて4週間以上経過している人 3.一度目のアストラゼネカ社製ワクチン接種を受けて8週間以上経過している人
※台湾はワクチンの混合接種を容認しています
中央感染症指揮センターは、台北駅は台湾鉄道、高速鉄道、台北MRTが同じ建物内にあり、便利な場所と多くの人々が利用すること、またワクチン接種サービス手配とワクチンの入手がしやすいため、台北駅が会場に選ばれたと述べています。
出典:疾管家※2021/12/12 LINE配信画像
参考記事:
上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。→お問い合わせフォームへ
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